五反田の人気焼き串店、Lilyの２店舗目としての大衆酒場。

最小オペレーション人数でほぼカウンター席のみの店舗。

１店舗目は通りから店内が見えるよう開口部を全面ガラスサッシにしたのとは真逆で、この店舗は隠れ家のようで主張しないファサードのデザイン。

もともと付いていたサイン行灯も撤去し、暖簾と提灯のみで店舗を認知できる程度で良いと。

web媒体の宣伝も載せずに、ご近所さんや知っている方が来やすいようなお店にしたいとのこと。売りは、カウンター目の前の「どぶ漬水槽」。

お客様自身で選んでとってもらうので楽しさがあるのと、お店側としてはオペレーションが楽に。

カウンター・どぶ漬水槽・厨房器具の高さを揃え、それぞれの奥行きを考慮したことで調理人との絶妙な距離感を作り、対話がしやすいようになっている。

７坪でうなぎの寝床型の狭小空間で狭さを感じさせずに賑わいを演出することに重点を置いてデザイン設計させてもらいました。